ギターでもロングトーン? 中編

こんにちは!ギター講師の岸本です。

今回は前回の続きから、ピッキングについての解説から始めます。

 

 

<ピック奏法>

 

ピック奏法は今現在ギターに関して言えば最もポピュラーな奏法です。

ピックと呼ばれる主に三角形の薄い板状の道具(あえて説明するまでもないと思いますが)を使って、弦をはじいて音を出します。

ギターの他にも三味線、マンドリン、ウード、カーヌーン、etcetc…

ピックやバチなど、板状の道具を使って弦をはじく撥弦楽器は世界中に存在します。

 

実は、ピック奏法はギターの中では指弾きに比べると歴史の浅い奏法で、これと言った基礎と呼べるものは確立されていません。

なので、まだまだ発展途上な技術であると言えます。

そして、発展途上である分、個々人の研究と探究が重要な奥の深い(3回目)奏法です。

 

ギターにおけるピック奏法は、エレクトリックギターの発展およびロックミュージックの伝播と共に、世界的なスタンダードとなりました。

それと同時に世界中の企業があらゆるピックの開発に着手し、今となってはとんでもない種類のピックが世界中に存在しています。

形はもちろん、材質、厚さ、硬さなど本当に数えきれないほどの選択肢があります。

これは撥弦楽器の歴史上無かったことで、これがまたギターにおけるピック奏法を難しくしている面があります。

 

絵の具で想像してみてください。

たとえば絵を描きたいとき、緑、黄、赤、青など基本的な色しか無い場合と、緑、黄緑、モスグリーン、ライトグリーン、エメラルド、etcetc…と数えきれないほどの色の選択肢がある場合。

熟練した絵描きであれば、それらの色を使いこなして優れた絵を描くことは出来るかもしれませんが、慣れていなければ多すぎる選択肢は迷いを生む原因となります。

まずはコロコロ使うピックを変えず、気に入ったものを使い続けることをお勧めします。

 

ピック奏法に関しては僕も自分なりに研究はしましたが、これはやはり個々人の音の好みや身体の構造による部分が大きいので、何人か僕が本当にピッキングが上手いと思うギタリストを何人か紹介します。

ここで言う「上手い」の基準は、本人の身体の構造と奏法が矛盾していないこと、本人独自のトーン(音色)を確立していること、です。

 

Jim Hall
 

 

 

Bill Frisell

 

 

John Scofield

 

 

Peter Bernstein
 

 

 

Julian Lage

 

 

ジャンルごとに紹介してしまってはキリがないので、今回はジャズギタリストに限定しました。

他にもジャンルごとに素晴らしいピック奏法を確立したギタリストは沢山います。

誰が正しいとかではなく、上記の基準を満たしつつ、技術としてそれを確立しているかどうかが大事です。

 

 

さて、ここからがようやく本題です!

(前置きが長くてすみません...)

 

以上の歴史を踏まえた上で、技術とはなんなのか、奏法とはなんなのか、僕なりの考えを踏まえた上で、より良い音色を獲得するために必要なことを書いていきたいと思います。

 

では、続きはまた次回!

 

 

 

ギター講師 岸本賢治

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