メトロノーム編 Vol.3 “リズム感”の要素 ”パルス”について②

今回は、前回の続きから!

 

前回の記事では、音楽における「パルス」の定義と捉え方を解説しました。

しかし、これだけではパルス感について完全に理解したとは言えません。

 

というわけで、今回は「パルスと音符の関係性」を掘り下げて、さらに理解を深めていきましょう。

 



音符とパルスの関係とはどんなものでしょうか?

 

まず以下の譜例(1)を読んでみましょう。

読み方は何でもよいですが、ここでは「ター」で固定したいと思います。

 

 

さて、ここで問題です!

以下に示した二つの図、譜例(1)の正しい読み方を表した図はどちらでしょう?

 

 

 

...簡単すぎましたかね。

 

そう、正解は②です!

 

解説の前に、まず前提として"音符"の概念を知っておきましょう。

 

音符とは、

「五線譜などの中で、相対的な音の長さ(音価)と時間的な位置、および高さ(音高)を表し、音価によってその形が異なる」(出典:Wikipedia)

ものです。

 

ここでいう"音価"とは、

「ある音(または休止)に与えられた楽譜上の時間の長さ」(出典:Wikipedia)

のことです。

 

実は僕の言いたいことはこのWikiのページに全て書いてあるのですが、要するに音価とは、「音が持続する長さ」のことです。

 

つまり、4分音符なら4分音符の長さ、8分音符なら8分音符の長さ(音価)をしっかり表現しなければ、音符を正しく表現したことにならないのです。

音高に関しては、言うまでもありませんよね。

 

意外と、この音価に対する感覚があいまいなままリズムを捉えてる方が多いんです。

 

さあ、ここまで来れば①のどこがいけないのか、分かりますよね。

 

まず1小節めから音価が正しく表現されていません。

4分音符は、4分音符の起点となるパルスから、次の4分音符の起点となるパルスを終点として、キッチリ伸ばさないといけません。

これでは音符とは呼べません。

 

そして、2小節めですが、休符の音価を正しい長さで捉えられておらず、つっこみ気味に次の音符を読んでしまっています。

そしてその8分音符も、正しい音価ではなく、スタッカートを表現してしまっています。

 

ここで注意が必要なのは、スタッカートはスタッカートで表現として明確に存在しますので、明確に差別しなければならないということです。

 

これで、パルスと音符の違いは分かっていただけたでしょうか?

 

分かりやすく言うと、

 

「パルスは点、音符は線」

 

です。

 

そして、音符(休符)は必ずパルスを起点もしくは終点とします。

 

今回の記事はここまで!

パルス感の解説は、次回が最終回です。

実際にパルスがタイムをどう補強するのかを解説したいと思います。

 

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

ギター講師 岸本

 

 

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